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【連載】きょうだい児の心理ーズルい

2021年5月22日

 きょうだい児のあなたは、こころのどこかで障碍児がうらやましくありませんでしたか?

 わたしは羨ましかったです。本当にすごーくすごーく羨ましかったです。それはもうもう。

 凝り固まったきょうだい児のこころ。ほぐれていく日はあるのかな。。。一生ないのかな。明日かな。

孤立
孤立

ズルい・ズルい・ズルい・ズルい・ズルい・ズルい・ズルい・ズルい・ズルい・ズルい・ズルい・ズルい・ズルい・ズルい・ズルい・ズルい・ズルい・ズルい・ズルい・ズルい・ズルい・ズルい・ズルい・ズルい・ズルい・ズルい・ズルい・ズルい・ズルい・ズルい・ズルい・ズルい・ズルい・ズルい・ズルい・ズルい・ズルい・ズルい・ズルい・ズルい...

わたしの心

 小学生の頃、こころのなかでつぶやいた言葉でしょう。

 そして、大学生になってから、親に暴言を吐きながら、何度、訴えかけたでしょうか。いつの間にか、こころの傷は、ジュクジュクに膿となって、取り返しのつかないところまで達していました。(遅ばせの非行少女になってしまったんですね。)

 でもね、ふと、障碍を持つきょうだいがぽつりと言ったことがあります。

ー「障碍がないことがうらやましいましいよ、僕は普通に生きていけないから。」

 きょうだいも、普通に仕事をしたり、一人暮らしをしたりしたいという夢はあるんです。それは、知的障害があるために、なかなか、叶わないんですが。だから、タバコの煙を燻らせながら、私にそうぼやいてきたんです。

 私は、一応、企業でSEとして働いて、きょうだいは清掃員として働いています。私は一人暮らしだけど、彼は実家暮らし。きょうだい児の私はこうで、きょうだいはこう。比べれば、キリはありません。(そもそも、会社員という立場もコロナ禍で危ういわけで、どちらが安定しているとか、はっきりしたことが言えなくなってきているご時世ですしね。)

 同じ言葉を抱えている私たち、どっちがしんどいんだろう。どちらもしんどいには変わりありません。だから、余裕のある時だけは、すこしだけでも優しくなりたいです。

 そして、いつか、どっちが人生を謳歌しているんだろう。そんな問いを自分に投げかけ、どちらもそれなりに楽しく生きているんだよと答え続けることができるように祈るばかりです。何よりも、今を十分に味わって生きていようと、この記事を書きながら、感じました。


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